現代の和釘アップルピンシステム

日本の職人たちに受け継がれて、洗練されて来た伝統工法。江戸時代の初期より製造が始まったと言われている和釘は、鋼鉄のサビによる膨張を利用し、木材との接合を強くする事で優れた耐久性を発揮していました。また、江戸時代に発生した大地震や大火を乗り越え、その性能を進歩させました。アップルピンシステム(APS 工法)は、時代の変化が求める木造建築の可能性という問いに、時代を超えて受け継がれる造形や「木と木をつなぐ」技術に息づく知恵をさらに進化させ、新しい価値と木を愛するエコロジカルな感性で答えた工法です。

発明者の言葉

伝統の木造住宅

日本の伝統木造建築の木目の美しさの表現や大工の知恵を生かした技術は、金物が見えない美しい仕上げを可能にしました。 更に、他の工法に比べ防火、気密性に優れ、基本構造にボルト・ナットを使わないのでガタが出にくく、引き寄せも締付トルク管理も簡単です。従来の在来工法に比べ断面欠損が少ないため、木材の接合部強度が向上し、十分な耐久性が得られます。

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緩み止め機能

地震や木痩せによりボルトが緩むと、10%以上の耐力低下が起きるという実験結果が出ています。集成材であっても数年の間に1~2mmの木痩せが生じます。本来ボルト接合は鉄骨造の概念から生まれたもので木造建築には適してませんが、アップルピンシステム(APS工法)は緩み止め機能により繰り返しの振動、地震などの揺れによる緩みを防ぎます。

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環境に優しい

アップルピンシステム(APS 工法)は、既存の在来工法のプレカット工場ラインに若干のカスタマイズを加える事で導入が図れます。また、在来工法のアリ加工をベースに開発されています。初めて加工される職人さんにも違和感が少なく、施工性が向上します。更に、アップルピンシステム(APS 工法)は、工場からの出荷に際して、金物の突起が全くありません。

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